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磁性焼鈍・熱処理Annealing

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オータマの磁性焼鈍技術

パーマロイは熱処理されることによって、初めて磁気特性が(飛躍的に)向上します。「焼きなまし」あるいは「焼鈍」とは本来、組織の均質化や機械加工や塑性加工をしやすくするための軟化を目的としますが、パーマロイの場合は磁気特性の向上と、加工(プレス加工、溶接、曲げ加工、切削加工など)による残留応力の除去・緩和が主な目的となります。


結晶粒 熱処理前素材断面

結晶粒 熱処理前素材断面

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結晶粒 熱処理後素材断面

結晶粒 熱処理後素材断面

材料・材質にあわせた磁性焼鈍パターン

当社は、長年の経験をもとに材質や数量に応じた熱処理パターンを豊富に準備しており、異なるメーカー・材料の特性を最大限に高めることが可能です。


真空炉

国内最大級の磁性焼鈍専用炉を保有(熱処理容量:1000 X 1000 X 1400mm  1基)。
炉内を高真空状態に引き、そこから微量に水素を導入しながら高温で熱処理を行います。大型製品や一度に大量の部品を熱処理することが可能です。

真空炉 真空炉

水素雰囲気炉

高温に熱した炉体に水素を流し熱処理を行います。

水素雰囲気炉 N炉

  真空炉 水素雰囲気炉
炉数 3基 7基
水素純度 露点 -60℃ 露点 -60℃
温度 ~1100度 ~1200度
キープ時間 2時間~ 2時間~
不活性ガス 窒素、アルゴン 窒素

真空炉

真空炉

水素雰囲気炉

水素雰囲気炉
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